玉木優&コリン・ウィリアムズ氏デュオ・リサイタルを終えて
トロンボーンのリサイタルに訪れたのは、去年3月の南西ドイツ放送交響楽団首席トロンボーン奏者である清水真弓さんが一時期加入していた『スローカー・トロンボーン四重奏団ジャパンツアー2017』以来なので約10ヶ月ぶりでした。
玉木優さんは南デンマークフィルハーモニー管弦楽団の副首席トロンボーン奏者。彼を知ったのは、私がC.G.CONN 88Hの音色が好きで、そのビンテージ楽器であるElkhart工場生産品のトロンボーンを吹いていた元ウィーンフィル首席奏者のイアン・バウスフィールド氏に師事していたという事を知ってからです。
玉木さんの実演奏は聴く機会が無く(前回のソロリサイタルは行けなかった)、彼がSlide Japanのメンバーでもあるので唯一の音源としてはこのSlide JapanのCD音源のみ。海外オケ所属の日本人奏者の演奏が聴ける機会はあまり無いので、このCDを聴きながら期待半分不安半分でした。
デュオとして参加のニューヨークフィル副主席トロンボーン奏者のコリン・ウィリアムズ氏。首席奏者のジョセフ・アレッシ氏はトロンボーン吹きなら知らない人はいないであろう神様といわれる方。コリンさんはアレッシ氏の弟子でもあります。生演奏は聴いた事は無いですが、CD音源やDVD等では何度も聴取させて頂いているのでかなり期待していました。
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