Victor時代からのお家芸である木製振動板を使用したインナーイヤーヘッドホンHA-FX850。特別仕様のHA-FX1100も持っているが、エージングを進めた結果とクラシックをメインで聴いている事も有り、非常に自分好みの音色になっていた。
ところが、通勤中の不注意で片方のヘッドホンが紛失してしまい(この時はMMCXコネクター仕様を呪った)、中古で手に入れようかと思ったが、育ててきた音色と響は戻らないであろうと思い、この際全く別傾向のヘッドホンを選んだ。それがこのHA-FD01である。
HA-FD01の特徴は何と言っても音の出口である『ノズル交換』が可能な所にある。
標準の付属としては以下3種類のノズルがセットになっている。
・ステンレス製
・チタン製
・真鍮製
音の響というか音色というか、それぞれのノズルに個性が有り、個人的にはおおまかに
・ステンレス製 ポップス系向き
・チタン製 ロック系向き
・真鍮製 Jazz、クラシック向き
という感想を持った。
左から、
標準セットのチタン、ステンレス、真鍮
特別セットのリン青銅、純銅、純チタン
自身トロンボーン吹きであり金管楽器をメインでたしなんでいるので、真鍮製のノズルが特に気に入った。
そんなこんなしていたら先日新たに限定品として特別仕様のノズルセットが販売された。
内訳は、
・純チタン製
・りん青銅製
・純銅製
以上の3種類。
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